第005回麻雀道場
降りの基準
どうも。元祖ヘタレ打法、益尾治人です。
今回は具体的な降りの基準について書いていきます。
まず、他家がリーチをかけてきた時ですが、大体以下の通りです。
@自分が聴牌
親で好形聴牌ならもう全押しでいいでしょう。
愚形でも、大体二飜あったら押して問題ないです。
子なら、好形聴牌なら自摸和了りで3900点もあれば十分です。
愚形の場合、自摸って5200点〜満貫位は必要でしょう。
ただ、相手が親ならばもうちょっと高い点数が必要です。
A自分が一向聴
これは自分が聴牌の時とちがって、かなりシビアな判断が必要です。
大体、親で満貫、子で満貫から跳満が見込めないと厳しいでしょう。
さらに、ある程度受け入れの広さが求められます。最低でも14枚ぐらいの受け入れが必須となります。
B自分がリャンシャンテン
これはほとんど降りでいいと思います。
オーラスで最下位とか、極端な条件戦の場合だけ押せばいいでしょう。
相手がリーチをしていないときですが、ダマ聴はほぼケアしなくていいです。
大体12順目ぐらいで、相手が満貫級のダマ聴をしている確率は10%もありません。
ノーテン罰符の期待値のほうが高いです。
鳴きに対するケアですが、混一は大体染めている色が出てき始めたらケアしましょう。
最後に、安牌を残すこと自体は問題ないんですが、牌効率に差し支えない程度にしておきましょう。
前にも言いましたが、麻雀で最初に大切なことは正確な牌効率で打つことです。
対応させられる前に和了ってしまうのが麻雀の理想なのです。
また今まで書いてきた基準は、あくまで目安です。
点棒状況や順位状況によっていくらでも最善手は変わっていくので、柔軟に対応してください。
「柔軟に対応」と言っても、押し引きの基準を自分の中で明確にしておくことが大切です。
「こういう場合はどうすればいいんだ?」みたいなことがあったら、是非掲示板で質問してください。
僕の分かる範囲で答えたいと思います。